工事前
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工事後
1階のLDK(居間・食堂・台所がひと続きの部屋)と2階の和室に、ウレタンの吹き付け断熱、床暖房、ルームエアコン2台を入れた事例です。工事を頼んだ方のご要望は「初期費用より、住みはじめてからの住んでから毎年かかる費用を大事にしたい」。結果として、年中エアコンを回し続けなくても、室温と湿度が動きにくい家になりました。工期2か月、建築工事費900万円。→ この事例を詳しく見る
寒さは、直せます。北陸の古民家リノベーションでいちばん効果があるのは断熱です。北陸の冬は、暖かい居間と冷えた廊下・脱衣室の温度差が大きくなります。高齢のご家族と同居される場合は、この温度差を小さくすることが、工事でいちばん大事な目的になります。予算が限られる場合は、暮らす範囲を1階に絞り、そこだけを高い水準で断熱する方法もあります。
屋根を軽くすると、雪と地震に同時に効きます。瓦と土葺き(瓦の下に土を敷く昔の屋根)の屋根は、それだけで数トンになります。そこに雪が載ると、建物にかかる力がさらに増え、屋根が重いほど揺れたときに柱と梁にかかる力が大きくなります。北陸では、屋根に雪が載った状態で地震が来ることがあります。だから、雪対策と耐震対策はひとつの工事でまとめて考えられます。瓦を軽い素材に葺き替えるか、瓦を残して耐震補強を増やすか。地域の景観に合わせて瓦を残す選択もあり、その場合は屋根が重い前提で補強の量を決めます。
2024年の地震のあと、富山県内でも建物の状態を気にされる方が増えました。瓦のずれ、壁のひび、建具の建て付けの変化。見た目に出ている症状と、骨組みの傷みは、同じとは限りません。そのため現地で柱・梁・基礎・小屋組を確かめたうえで、必要な補強と金額を先に書面でお示しします。