石川県の古民家・空き家 買取 / 能登・七尾・小松・加賀
石川県の空き家・古民家買取
能登の実家、七尾の町家、小松や加賀の農家住宅。金沢市以外の石川県でも、同じ条件で今のまま買い取ります。買い取った家は解体せず、直して次の住み手に渡します。
- 能登から加賀まで石川県全域、金沢市と同じ条件で今のまま買い取ります
- 一部損壊など地震で傷んだ家も、直して残せるかを先に決めます
- 写真と場所を送る、鍵を郵送、登記、契約。帰らずに最短2週間で引渡し
石川県の古民家・空き家 買取 / 能登・七尾・小松・加賀
能登の実家、七尾の町家、小松や加賀の農家住宅。金沢市以外の石川県でも、同じ条件で今のまま買い取ります。買い取った家は解体せず、直して次の住み手に渡します。

当社の伺える地域は石川県全域です。金沢市には専用のページがありますが、このページは金沢市以外、能登と加賀の市町をまとめてご案内するものです。買取の条件は金沢市と同じです。
能登地域
加賀地域
上記以外の市町もお引き受けしています。まずは場所と、だいたいの状態だけお知らせください。

石川県は南北に長く、家の造りも空き家になる理由も、地域で違います。当社が相談を受ける中で多いのは、次の三つの型です。
能登は、相続で持ち主が県外に移った家。輪島・珠洲・能登町・穴水・志賀・中能登の集落には、親の代まで住んでいた家が、相続を機に空き家になる例が目立ちます。持ち主は金沢や関東・関西にいて、年に数回の帰省で草刈りと換気だけをしている。2024年の地震のあとは、その帰省も難しくなった家が増えました。
七尾は、港町の町家と漁家。七尾の市街地には間口(建物の正面の幅)が狭く奥に長い町家が残り、海沿いには漁家や納屋を持つ家があります。どちらも敷地が細長く、車が入らない、隣家と軒が接している、といった条件がつきやすい家です。解体の費用が高くつくため、更地前提(建物を壊した、何もない土地)の査定では値が付きにくい型です。
小松と加賀は、農家住宅と商家、そして旅館街。加賀平野の集落には、屋敷林(家のまわりの風よけの林)と蔵を持つ大きな農家住宅が多く、間取りは広いのに使う部屋は一部だけ、という家が空き家になります。小松や加賀の旧街道沿いには商家の建物が残り、山代・山中・片山津の温泉街には、旅館や店として使われていた建物の空き家があります。
どの型も、家の骨組みが生きていれば、直して次の住み手に渡せる家です。当社は買い取った家を解体しない方針の工務店です。県の空き家対策の全体像は石川県「空き家対策の推進について」にまとまっています。
2024年1月の能登半島地震のあと、石川県では罹災証明の区分で、家の行き先が分かれました。全壊・大規模半壊・中規模半壊・半壊と判定された家は、公費解体の対象になりました。準半壊・一部損壊は対象外です。公費解体の受付は、市町ごとにすでに終了しています。現在の状況は石川県「被災建物の解体・撤去(公費解体)について」でお確かめください。
その結果、一部損壊のまま残っている家が多くあります。瓦がずれた、壁にひびが入った、建具の建て付けが変わった。応急の手当てだけで、そのあとどうするかを決められないまま時間が経った家です。
当社は、早く手放すことをお勧めする立場ではありません。建設業者として先にお伝えできるのは、その家が「直して残せる家か」という判断です。北陸の民家は太い柱と梁で組まれています。そのため、見た目が傷んでいても、柱や梁は無事なことが多くあります。柱・梁・基礎・小屋組(屋根を支える骨組み)を現地で確かめ、直して住み続ける、貸す、手放す、のどれが現実的かを決める材料をお渡しします。地震のあとの家の見方は耐震補強のページ「能登半島地震のあとで」にまとめています。
そのうえで手放すと決めた場合は、傷んだ状態のまま、当社が直接引き取ります。修理してから売る必要はありません。罹災証明書の区分と、傷んだ箇所の写真をお送りいただければ、おおよその金額をお返しします。


当社が買い取った家、直した家は、こうして次の使い手に渡ります。和室の天井を抜いて梁を見せ、住宅宿泊事業法(民泊のきまりを定めた法律)の届出で民泊(家を旅行者に泊める宿)として開業した事例です。当社は住宅宿泊管理業者(登録番号 国土交通大臣(01)第F06163号)でもあるので、宿にする道は届出後の管理まで一社で受けられます。→ この事例を見る/→ 古民家を宿にする
石川県で空き家を手放す道は、大きく三つです。市町の空き家バンク、不動産会社による仲介、そして当社のような直接買取。どれが正解かは、家の状態と、持ち主が使える時間で決まります。
空き家バンクは、住める家に向いています。石川県には県のホームページとして石川県空き家バンクのホームページがあり、七尾市、小松市、加賀市など各市町も独自のバンクを持っています。ただし多くの市町では、空き家バンクに載せられるのは、すぐ住める家か、少し直せば住める家だけです。家財が残ったままの家や、地震で傷んだ家は載せられないことがあります。載せても問い合わせが来ないことが多いのが実際のところです。
迷っている段階なら、県の相談窓口があります。石川県空き家総合相談窓口は石川県宅地建物取引業協会が運営する窓口で、売る・貸す・管理する・解体するのどれにするか決めていない段階の相談先です。まずこちらで全体像を聞いてから、当社に査定を頼んでいただいても構いません。
当社の直接買取は、片づけていない家、傷んだ家、遠方の家に向いています。買取価格は、仲介で売れた場合より低くなります。修理費、売れ残るおそれ、片づけの手間を、買主である当社が払うためです。そのぶん、家財ごと今のまま、最短2週間で引渡し(鍵を渡して、持ち主が替わること)ができます。空き家バンクや仲介に出している最中でも、同時にご相談いただけます。当社の査定額を見てから、続けるかどうかを決めていただいて構いません。
能登・七尾・小松・加賀の家で当社が見るのは、更地にしたときの土地の値段ではなく、直して使ったときの家の値段です。町家や農家住宅のように、解体費が高く、造りの良い家ほど、壊す前提の査定と壊さない前提の査定の差が大きくなります。

能登は、雪より海風です。外浦の集落は日本海の風を直接受け、金属の屋根や樋、外壁の釘が塩で錆びます。板張りの外壁や瓦は塩に強い一方、空き家になって手当てが止まると、錆びた樋から雨水が回り、軒先と土台から傷みが進みます。当社は現地調査で、まずこの水の通り道を見ます。
加賀は、水分の多い重い雪です。小松・加賀・白山の平野部は、金沢と同じく重い雪が屋根に載ります。農家住宅の大きな屋根は、雪の重さを受け止めるために太い梁で組まれており、それが「直して残せる」根拠にもなります。ただし空き家で雪下ろしが止まると、瓦のずれと樋の破損が毎年積み重なります。
道と水路は、査定の前に確かめます。能登の集落や加賀の農村部では、家の前の道が里道(赤線)だったり、敷地と道の間に水路(青線)が通っていたりします。建築基準法上の道路に接していない家は、建て替えができない「再建築不可(今の家を壊すと、新しく建てられない土地)」になります。更地前提の査定では値が付きにくい条件ですが、当社は直して使う前提なので、買い取れる場合があります。仕組みは再建築不可・未接道の家の売却にまとめています。
石川県の家のご相談は、持ち主が県外にいる例が大半です。金沢や富山にいても、能登の奥までは簡単に往復できません。当社は、帰らずに進められる段取りを用意しています。
帰省は、多くの場合ゼロか1回です。1回お願いする場合は、理由と日程を先にお伝えします。段取りの詳細と、兄弟で相続した家の進め方は帰らずに売るにまとめています。相続した家を売るときの税金と期限は相続した実家の売却の手引き、空き家の3,000万円特別控除はこちらをご覧ください。
石川県と各市町には、被災した宅地の売却や、空き家の改修・解体を支援する制度があります。金額と期限は年度で変わり、市町ごとに受付状況が違うため、ここには名称と公式リンクだけを載せます。必ず公式ページでお確かめください。
改修の補助は「工事を始める前の申請」が条件のものがほとんどで、契約や工事を先に進めると対象外になります。手放すか、直して貸すか、宿にするかで使える制度が変わるので、査定のご相談とあわせて確かめます。制度の探し方は補助金の探し方に、売らずに貸す道は空き家を売らずに活用するにまとめています。
ご相談ください。農地は農業委員会(農地の売り買いを許可する市町村の委員会)の許可が必要で、宅地とは手続きが変わります。お引き受けできる場合と、難しい場合があります。登記の地目(登記に書かれた土地の種類)を確かめたうえで、はっきりお答えします。地目が分からなければ、当社で調べます。家と宅地だけを先に引き取り、農地は別の道を探す、という進め方もあります。
その段階でご相談いただいて構いません。売却には共有者全員の同意と署名が必要ですが、話が止まる理由の多くは仲の悪さではなく、決める数字がないことです。先に当社の査定額と根拠をお渡しすれば、話は具体的になります。ご希望があれば、ご兄弟のLINEグループに当社が入り、全員に同時に同じ説明をします。
そのままで結構です。家財の処分は当社で行うので、片づけは不要です。仏壇や神棚については、閉眼供養(仏壇を処分する前の「お性根抜き」)の手配だけお願いすることがあります。方法が分からなければ、そこもご相談ください。位牌や思い出の品は、処分の前に必ずご希望を伺います。
はい、今のまま対象です。一部損壊は公費解体の対象外なので、傷んだまま残っている家が多くあります。当社は建設業者として、瓦のずれ・壁のひび・建具の建て付けを現地で見て、直して残せる家かどうかを先に決めます。見た目に出ている症状と、構造(柱や梁など、家を支える部分)の傷みは必ずしも同じではありません。罹災証明書の区分と、傷んだ箇所の写真をLINEでお送りいただければ、おおよその金額をお返しします。
できます。バンクに載せたままでもご相談いただけますし、当社の査定額を見てからバンクを続けるかどうかを決めていただいて構いません。空き家バンクは「住める状態か、小さな修理で済む家」を登録の条件にしている市町が多く、片づけていない家や傷んだ家は買い手が付きにくいのが実際のところです。当社の買取価格は、仲介で売れた場合より低くなります。その代わり、片づけや修理、売れ残りの心配を当社が引き受ける分の差です。
はい。鍵を郵送していただき、現地の確認は当社が行って、写真と動画でご報告します。契約書は郵送でやり取りし、本人確認と相続登記(亡くなった方から名義を移す手続き)は提携の司法書士(登記の手続きを代わりに行う専門家)が書類とインターネットで進めます。帰省は多くの場合ゼロか1回です。1回お願いする場合は、理由と日程を先にお伝えします。
※ 公費解体・被災宅地流通活性化事業・各市町の空き家バンクの制度は、年度と市町で条件と受付状況が変わります。金額と期限は本ページに書いていません。必ず各市町村の公式ページでお確かめください。
仲介との違い、共有名義や農地の扱い、遠方からの段取りをまとめています。