工事の実例 04

閉じた店を、桧カウンターの焼き鳥店へ

昭和の面影を残し、誰もが気楽に入れる店に

BEFORE
使われなくなり傷んだ店内(工事前)
AFTER
桧の無垢材カウンターを中心に再生した焼き鳥店の店内(工事後)
  • ご要望昭和のような昔ながらの建物にしたい。使える箇所は残し、既存部と調和する建物に。照明と壁はできるだけ既存のものを活かしたい
  • 直したところ外観、1階・2階のフルリノベーション、水回り、空調、電気、ダムウェーター
  • 工期2か月
  • 建築工事費2,000万円

※ 建築工事費のみの金額です。土地・建物の取得費(その家を買ったときの値段)、登記(土地や家の持ち主を記す国の記録)・税金などの諸費用は含みません。工事当時のもので、建物の状態と工事範囲で変わります。

昭和のような昔ながらの建物にしたい。誰もが気楽に入れる店にしたい——というご要望の事例です。使える箇所は残し、照明や壁もできるだけ既存のまま。新しくつくる部分は、古い部分と調和するように仕上げを選んでいます。

難所は、焼き鳥店ならではの炭火の排気計画と空調計画でした。煙は確実に外へ出しながら、客席は快適に保つ。1階の厨房から2階の座敷へ料理を運ぶダムウェーター(小型の荷物用リフト)も新しく作り、店として回る動線(家の中で人が動く道すじ)を工事と一緒に組み立てています。

店の顔となるカウンターには、桧の無垢材(天然の木そのまま)を使いました。限られた予算のなかで、どこにお金を掛け、どこで既存を活かすか。その配分の設計が、この事例の要です。

店内のようす

桧の無垢材カウンターと店内の全景(工事後)
炭火用の排気ダクトを備えた厨房(工事後)
客席から見た桧のカウンター(工事後)
既存の照明を活かした2階の客席(工事後)

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工事・文:北陸ホームズ 中邑 龍正 更新

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