# 遺品整理の前に、実家を家財ごと売る｜片づけずに売れるか・相続放棄・仏壇｜北陸ホームズ

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- 概要: 遺品整理をしなくても、実家は売れます。先に査定を取れば、片づけ代を払うより得かどうかが分かります。持ち出すもの、相続放棄との関係（民法921条）、業者に頼むときの許可、仏壇の扱いを、富山・石川・飛騨の買取の現場から書きました。
- 更新日: 2026-10-10
- 運営: 北陸ホームズ（株式会社中邑工務店）／ 全ページ版: https://kominka-hokuriku.jp/llms-full.txt

売るまえに読む ／ 遺品整理と実家

## 遺品整理の前に、実家を家財ごと売る

遺品整理をしなくても、実家は売れます。先に査定を取れば、片づけ代を払うより得かどうかが分かります。持ち出す物、相続放棄との関係、業者に頼むときの決まり、仏壇の扱いを順に書きました。

- 遺品整理をしなくても、実家は売れます。先に査定を取れば、片づけ代を払うより得かどうかが分かります
- 持ち出すのは通帳・権利証・写真・形見。家具や家電は残したままでよい
- 相続放棄を考えているなら、片づけない。家財を処分すると放棄できなくなるおそれ（民法921条）
- 業者に頼むなら、家財を運んで処分してよい業者か（市町村の許可か委託があるか）を確かめる（廃棄物処理法7条）
- 当社の買取は家財・仏壇ごと。県外からでも写真で始められる

昭和45年：創業／富山市八尾町

宅建業＋建設業：免許と許可を両方持つ工務店

査定・調査 0円：断っても費用はかかりません

富山・石川・飛騨：県外の方の相談も可

### 遺品整理をしてから売るか、家財ごと売るか。2つの道と順番

（図）遺品整理をしてから売る道と、家財ごと売る道の比較図。どちらも査定が先で、片づけは後。遺品整理をしてから仲介で売る道は、先に片づけが要り、片づけ代は売る側の負担で、売れるまで維持費が続くが、売れれば価格は高め。家財ごと当社に売る道は、家財は残したままで、処分は当社が行い、維持費は払い続けないが、価格は仲介より低め。損得は手元に残るお金で比べる。

査定が先、片づけが後。手元に残るお金で比べる

遺品整理（亡くなった方の物を、残す物と処分する物に分けて片づけること）をしなくても、実家は売れます。道は2つあり、どちらを選ぶかで、片づけが要るかどうかが決まります。

ひとつめは、遺品整理をしてから、仲介で売る道です。仲介（不動産会社が買い手を探して売る方法）で個人に売るなら、片づけはほぼ欠かせません。買う人はそこに住む人で、床が見えない家は候補から外れます。片づけの費用は売る側の負担で、売れるまでの固定資産税や火災保険、草刈りや雪下ろしといった維持費（年15〜40万円が目安）も続きます。

ふたつめは、家財ごと、当社に売る道です。当社は自社が買主になる直接買取で、買い取った家を壊さずに直し、次の住み手に渡す工務店です。家財道具も、仏壇も、納屋の農機具も、蔵の中身も、残ったままで買い取り、処分は当社で行います。運び出しは引渡し（鍵を渡して、持ち主が替わること）のあと、当社の工事と同じ日程で進めます。

正直に書くと、買取の価格は、仲介で売れた場合より低くなります。修理費と、売れ残るおそれと、片づけの手間を当社が引き受けるからです。その代わり、片づけ代を先に払うことも、売れるまで維持費を払い続けることもありません。損得は、この二つを引いたあとの、手元に残るお金で比べてください。

順番は、査定が先、片づけが後です。査定（いくらで買い取れるか値段を出すこと）は無料で、家財が残ったままでも受けられます。その金額を見てから、片づけて仲介で売るか、そのまま当社に売るかを決めます。片づけ業者に先に払ってから査定を頼むと、二重に払う形になりかねません。片づけ代を先に払っても、当社の買取価格は同じだけは上がらないからです。買取の仕組みと仲介との違いは、[富山の空き家・古民家買取](https://kominka-hokuriku.jp/kaitori)にまとめています。

### 片づけ代の目安。金額より、決まり方を見る

片づけ代は、家の大きさと物の量で幅が大きく変わります。当社は片づけ業者ではないので、金額を言い切ることはしません。そのかわり、見積の中身を読むための要点を書きます。くわしくは[ゴミ屋敷の実家を片づけずに売る](https://kominka-hokuriku.jp/gomiyashiki-jikka)にまとめました。

頼む相手は、大きく3種類です。不用品回収は、家具や家電をまとめて運び出す業者で、量と台数で値段が決まります。遺品整理は、残す物と処分する物を分けながら進める業者で、人数と日数で値段が決まります。特殊清掃（においや汚れを、ふつうの掃除では戻らないときに消毒・消臭する作業）は、片づけとは別の見積になります。

費用を動かすのは、物の量（トラックの台数）、作業の人数と日数、処分費です。ほかに、2階があるか、トラックを家の近くに着けられるか、といった建物の条件も関わります。富山の農家住宅は延べ床が広く、母屋のほかに納屋や蔵があります。見積が母屋だけか、納屋と蔵まで入っているかは、頼む前に確かめてください。

もうひとつ、見積書に載らない費用があります。県外からの交通費と、休みの日数です。見積の立会い、残す物の仕分け、作業の当日、仕上がりの確認と、業者に頼んでも少なくとも数回は帰省が要ります。

### 持ち出すのは、通帳・権利証・写真・形見。家具は残してよい

家財ごと売るときも、先に手元に移したい物はあります。反対に、残したままでよい物のほうがずっと多いです。相続放棄を考えている方は、持ち出す前に、次の節を先に読んでください。

持ち出す物：通帳と印鑑、権利証（登記識別情報）、保険証券、年金手帳、有価証券、現金、貴金属、写真のアルバム、形見の品。通帳や保険証券は、相続の手続きそのものに要ります。

探す場所：仏壇の引き出しと下段、箪笥のいちばん上か下の段、押入れの天袋、桐箱の中、台所の缶や瓶、寝室の枕元、机の引き出し、鍵のかかる手提げ金庫。書類の束は、たいてい仏壇まわりか箪笥の一段に集まっています。

残してよい物：家具、家電、布団、食器、衣類、冷蔵庫の中身、納屋の農機具、蔵の中身。仏壇と神棚も残して構いません（供養の手配は下の節）。

捨てずに残してほしい物：欄間、格子戸、板戸、桐箪笥、梁の古材。値が付くことがあり、当社は買い取った家を直して使うので、その家の建具はその家の工事で使うのがいちばん合います。

権利証が見つからなくても、家は売れます。司法書士（登記の手続きを代わりに行う専門家）が、本人確認の別の手続きで補います。写真のアルバムは、一冊ずつ見る時間が取れないまま家を手放す方が多いので、当社が現地に入るときに別にまとめ、処分せずにお送りするか、お預かりします。届いてから、ゆっくり選んでください。

灯油のホームタンクに残った灯油、農薬の瓶や缶、プロパンガスのボンベなどは、家庭ごみとして出せない物です。当社が現地で種類と量を確かめ、扱いをご相談します。ご自身で下水や庭に流すことだけは避けてください。

### 相続放棄を考えているなら、先に片づけない

相続放棄（財産も借金も一切受け取らないと、家庭裁判所に届け出ること）を考えているなら、遺品整理はまだ始めないでください。片づけのつもりでも、放棄ができなくなるおそれがあります。

民法921条は、こう定めています。「相続人が相続財産の全部又は一部を処分したとき」は、「相続人は、単純承認をしたものとみなす」。つまり、親の物を売ったり捨てたりすると、単純承認（相続をそのまま受け入れること）をしたことになり、あとから放棄できなくなるおそれがある、ということです。家財を売る、業者に出して捨てる、預金を引き出して片づけ代に使う。こうしたことが「処分」の典型です。国税不服審判所の裁決では、売ることだけでなく、物を壊すことも「処分」に入ると説明されています。

同じ条文には、「保存行為」は除くという、ただし書きがあります。家や物を傷めないように守ることは、「処分」になりません。形見分けも、物によっては「処分」と同じおそれがあります。どこまでならよいかは一件ごとに違い、当社が境目を決めることはできません。一件ごとの判断は、司法書士か弁護士に確かめてください。

放棄の期限は、自分が相続人になったと知ったときから3か月です。その間に、家財が残ったままで当社の査定を受けられます。家に値が付くと分かれば、放棄するか、相続して売るかを比べる材料になります。放棄のあとの家の扱いは[相続放棄しても空き家は消えない](https://kominka-hokuriku.jp/souzoku-houki-akiya)に、相続したらやることの順番は[実家を相続したら、やることと期限の一覧](https://kominka-hokuriku.jp/souzoku-akiya-yarukoto)にまとめました。

### 業者に頼むときの決まり。ごみを運ぶ許可を確かめる

自分で遺品整理を頼むと決めたら、その業者が家財を運んで処分してよい立場か（市町村の許可か委託があるか）を、最初に確かめてください。

家庭から出るごみは「一般廃棄物」です。廃棄物処理法7条1項は、こう定めています。「一般廃棄物の収集又は運搬を業として行おうとする者は、当該業を行おうとする区域……を管轄する市町村長の許可を受けなければならない。」つまり、実家の家財を引き取って運ぶ業者は、その家がある市町村の許可が要る、ということです。

環境省は、家庭の廃棄物を回収するには、市区町村の「一般廃棄物処理業許可」か委託が要り、「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」では回収できないと案内しています。無許可の回収業者には、不法投棄や、高い処理料金を請求された事例があるとも注意を呼びかけています。国民生活センターも、遺品整理で当日に追加の料金を求められた相談や、残すはずの品を処分された相談を公表しています。

富山市は、家庭のごみは市が直営か委託で集めていて、家庭から出るごみを集めて運ぶ許可は今は出していないと[案内しています](https://www.city.toyama.lg.jp/business/shokogyo/1010605/1010607/1017000.html)。市が公開している許可業者の一覧は、会社や店から出るごみのためのものです。富山市の家なら、業者に頼む前に、運び出した家財をどこへどう出すのかを業者に聞き、市のごみの担当にも確かめてください。ほかの市町村でも、役場のごみの担当に問い合わせれば分かります。見積書には、作業日、作業の範囲、追加料金の条件、残す物の一覧が書かれているかを見てください。

### 仏壇・神棚。閉眼供養の手配だけお願いすることがあります

家財ごと買い取るときも、仏壇、位牌、神棚、写真、思い出の品だけは、処分の前にご希望を伺います。遠くにいても、大事な物の行き先はあなたが決められます。

仏壇と神棚については、閉眼供養（仏壇を処分する前の「お性根抜き」）の手配だけお願いすることがあります。宗派によって呼び方も、要るかどうかも違い、菩提寺との付き合いは家ごとに違うので、当社が代わりに決めることはしません。まず菩提寺に電話をして、実家を手放すこと、仏壇を動かすことを伝えてください。お布施や日程は、お寺に直接お確かめください。菩提寺が分からない、遠くて頼めない場合は、お知らせいただければ、進め方を一緒に考えます。供養を済ませた仏壇の運び出しと処分は、当社で行います。

位牌は、ご自宅に移す方、菩提寺に預ける方、小さな位牌に作り直す方、永代供養に出す方と、さまざまです。その宗派での扱いは、菩提寺に相談すれば教えてもらえます。

### 当社の買取の流れ。写真から引渡しまで、県外からでも

家財ごと買い取るときの流れです。県外にお住まいでも、帰省は多くの場合ゼロか1回で済みます。1回お願いするときは、理由と日程を先にお伝えします。

1. 写真と場所を送る：LINEで実家の写真と住所を。玄関から一枚、いちばん物の多い部屋を一枚、屋根と外まわりを一枚。片づける前の写真で構いません。おおよその金額の幅をお返しします。

2. 鍵を郵送する：現地の確認は当社が行います。立会いは要りません。

3. 家財を写真でお知らせする：家財の量と種類を部屋ごとに撮ってお送りします。貴重品や書類らしい物、仏壇と位牌、アルバムが見つかれば、その写真を分けてお送りします。

4. 残す物に印を付ける：写真を見て、「残す」「兄に送る」「処分でよい」と印を付けていただきます。残すと決めた物は、引渡しの前にお送りするか、当社でお預かりします。

5. 書面の金額と、契約：現地調査から1週間以内に、いくらで、なぜその金額なのかを書面でお伝えします。契約書は郵送でやり取りできます。相続登記（亡くなった方から名義を移す手続き）が済んでいなければ、提携する司法書士をご紹介します。現地調査から最短2週間で引渡しです。

6. 引渡しのあと、当社が運び出す：家財の運び出しは、当社の工事の解体と同じ日程で進めます。あなたが立ち会う必要はありません。

査定と現地調査は無料で、買取なので仲介手数料（不動産会社に払う手数料）もかかりません。金額に納得できなければ、断っていただいて構いません。帰らずに進める段取りは[富山に帰らずに実家を売る方法](https://kominka-hokuriku.jp/kaerazu-uru)にまとめました。

### よくある質問

遺品整理をしないまま売れますか。

売れます。当社の買取は、家財が残ったままで進みます。家具や家電、仏壇、納屋の農機具、蔵の中身も、そのままで構いません。運び出しは引渡しのあと、当社の工事と一緒に行います。通帳や権利証、写真など、手元に残したい物だけ先にお知らせください。

遺品整理の費用は買取価格から引かれますか。

大きくは引きません。当社は買い取った家を直して使う前提で、家財の運び出しは工事の解体と同じ工程で行うためです。家の中に入れないほどの量や、特殊清掃が要る場合は、その分を修理費として見込みますが、内訳はお伝えします。先に片づけ代を払っても、その金額がそのまま買取価格に足されることはありません。

仏壇はどうすればいいですか。

そのまま残して構いません。閉眼供養（仏壇を処分する前の「お性根抜き」）の手配だけお願いすることがあります。宗派によって呼び方も、要るかどうかも違うので、まず菩提寺に、実家を手放すことを伝えてください。お寺が分からない、遠くて頼めない場合は、ご相談ください。供養を済ませた仏壇の運び出しと処分は当社で行います。

県外に住んでいて片づけに行けません。

片づけに来ていただく必要はありません。家の写真と場所をLINEで送っていただき、鍵を郵送していただければ、現地の確認は当社が行います。家財を部屋ごとに写真でお送りするので、残す物に印を付けて返してください。契約書も郵送でやり取りできます。帰省は多くの場合、ゼロか1回で済みます。

相続放棄を考えています。片づけてもいいですか。

放棄するか決めるまでは、片づけないでください。相続財産を「処分」すると単純承認したものとみなされ、放棄できなくなるおそれがあります（民法921条）。家財を売る、業者に出して捨てる、預金を引き出して使う、といったことが当たります。どこまでならよいかは、司法書士か弁護士に確かめてください。当社の査定は、家財が残ったままで受けられます。

[→ 買取・リノベーションのよくある質問をすべて見る](https://kominka-hokuriku.jp/faq)

### 出典

- e-Gov法令検索「[民法](https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089)」（第921条 法定単純承認）
- 国税不服審判所「[令和2年4月17日裁決](https://www.kfs.go.jp/service/JP/119/01/index.html)」（民法921条1号の「処分」）
- 裁判所「[相続の放棄の申述](https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html)」（3か月の期限）
- e-Gov法令検索「[廃棄物の処理及び清掃に関する法律](https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC0000000137)」（第7条第1項 一般廃棄物収集運搬業の許可）
- 環境省「[廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください！](https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html)」
- 国民生活センター「[こんなはずじゃなかった！遺品整理サービスでの契約トラブル](https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180719_1.html)」
- 富山市「[一般廃棄物処理業申請届出](https://www.city.toyama.lg.jp/business/shokogyo/1010605/1010607/1017000.html)」（家庭から出るごみの収集運搬の許可は行っていない）

本ページは一般的な解説です。相続放棄と単純承認の境目、供養の作法、ごみの扱いは、一人ひとりの事情と市町村・宗派で変わります。個別の判断は司法書士に、もめごとの判断は弁護士に、供養は菩提寺に、ごみの区分は市町村にお確かめください。制度の内容は2026年10月時点のもので、公式の案内のほうが正しいとお考えください。

### 片づける前に、写真だけ送ってください。

玄関から一枚、いちばん物の多い部屋を一枚、屋根と外まわりを一枚。家財が残ったまま、登記前でも、県外からでも。査定は無料で、断っても費用はかかりません。

[LINEで写真を送る](https://lin.ee/QZjxuyf9)
[入力欄で相談する](https://kominka-hokuriku.jp/soudan)

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片づけ、相続放棄、帰らずに売る段取り。実家の悩みは、たいてい隣の悩みとつながっています。

[ゴミ屋敷の実家を片づけずに売る →](https://kominka-hokuriku.jp/gomiyashiki-jikka)
[相続放棄と空き家 →](https://kominka-hokuriku.jp/souzoku-houki-akiya)
[実家を相続したら、やること →](https://kominka-hokuriku.jp/souzoku-akiya-yarukoto)
[富山に帰らずに実家を売る →](https://kominka-hokuriku.jp/kaerazu-uru)
[富山の空き家・古民家買取 →](https://kominka-hokuriku.jp/kaitori)

執筆：北陸ホームズ 牧村 航汰
